森のゴリさんのぶろぐ

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ICO ~僕の副業体験記~

今ではかなり世間に浸透してきた

『暗号通貨・仮想通貨』

今回はそんな暗号通貨に関する内容だ。

 

あなたは『ICO』という言葉を

聞いたことがあるだろうか?

 

ICOとはInitial Coin Offeringの略称であり

暗号通貨を使った資金調達方法の一つだ。

 

 

ざっくり説明すると、流通前の仮想通貨を

予約注文で買ってもらい、会社は

それを元手にシステム開発などを行う。

 

流通が開始されてその暗号通貨の

価値が上がれば、その分の利益が

入るというわけだ。

 

ちなみに株などと同じで

1通貨当たりのレートは毎日

変動している。

 

 

実は僕が様々な副業を経験する、

ひいてはフリーランスになる

きっかけとなったのがこのICOだ。

 

 

結論から言おう。

僕は初めての副業であるICO

詐欺にあうことになる。

 

その額105万円。

当時20代前半だった僕としては

笑えない額だ。

 

ではICO詐欺とはどんなものだったのか?

 

簡単に説明すると、

「うちで発行する仮想通貨めちゃくちゃ

値段上がるから、先に予約注文しとけば

スタート時に○○倍は堅いよ」

 

と客を集め、さらに紹介してくれたら

その分紹介料を出すといって

ねずみ講式に客を増やしていく。

 

だが実際には開発などは全く行われておらず

ある程度の金が集まった時点で何かしらの

理由をつけて会社ごとトンズラ。

こんな感じだ。

 

僕もやはり初めは疑っていたが

三か月後に投資額が倍になるというは

非常に魅力的だった。

 

何よりも紹介してくれたのが

割と親しい友人だったこともあり

105万円を投げることに。

 

しかし3か月はおろか、半年たっても

何の進展もなし。

初めは連絡のついていた幹部(?)の

人間もついには音信不通。

 

紹介してくれた友人もばつが悪く

なったのか徐々に連絡を取らなくなり

今ではすっかり疎遠になっている。

 

普通ならそれだけの額の詐欺にあえば

怖くなって手を出さなくなるだろう。

 

しかし僕はそれを機に暗号通貨や副業に

ついて調べることが多くなり、

調べるにつれて逆に「こういう仕組みも

あるんだ」と興味をもった。

 

その後、様々な副業を体験することになる。

それについては追い追い記事に

していこうと思う。

 

 

とはいえ、冒頭でも記述したように

ICOはれっきとした資金調達であり、

暗号通貨の普及はさらに加速するだろう。

 

僕自身は詐欺にあったが、

しっかりとした知識をもって扱えば

生活がさらに豊かになるに違いない。

 

まだまだ数は少ないが、暗号通貨で

決済ができる店舗も出てきている。

 

大手家電量販店のビックカメラでも

数店ではあるがビットコイン決済が

可能になった。

 

これからの世の中に備えて

暗号通貨について学んでおいて

損はないだろう。

 

僕がこの件で学んだ教訓は

以下の通りだ。

 

  • 投資(投機)は余剰資金で行うもの
  • 正しい知識があれば、暗号通貨は生活を豊かにする
  • ICOはあぶく銭くらいに思っとこう

 

もし少し資金に余裕があるなら

少額でもいいから実際に暗号通貨を

持ってみることをお勧めする。

 

実際に所有することで、

暗号通貨に対する見方やアンテナの

張り方が変わってくるはずだ。