分岐点
こんにちは。
前回の記事では僕のこれまでの
生き方について書いた。
まだ読んでない人はぜひ目を
通してもらえたら幸いだ。
この記事の中で
「ある出来事がきっかけで会社員としての
働き方に違和感を感じた」とつづった。
今回はその”ある出来事”について
書こうと思う。
当時、大手自動車メーカー勤続四年目。
現場でも中堅と呼ばれる層に
なっていた時だった。
割と早い段階でいろいろな仕事を
任せてもらえるようになり、
１０年目近い役職持ちがやるような
ポジションを任されたりもしていた。
給料も大手だけあってそこそこある。
有休も若手だったが随分融通を
きかせてもらっていた。
離れて改めて思ったが、
はっきりって超ホワイトな職場だった
と感じている
仕事に対しそこまで不満もなかった
僕の価値観を、いったい何が
変えたのか？
それはズバリ『ICO詐欺』だ。
『HYIP(ハイプ)』と呼ばれたりもする。
ICOについてはこの記事を読んでほしい
結果としてこの詐欺で105万円を
失うこととなる。
当時20代前半だった僕としては
笑えない額だ。
しかも貯金なんてほとんどしておらず
投資額の90％以上を消費者金融からの
融資に頼ることとなる。
残ったのは借金のみだ。
何とか返済していく必要がある。
給料だけでは遊ぶお金がなくなる。
ではどうするのか？
そこでたどり着いた結論こそが
”副業”だったのだ。
ネットで調べる。
SNSを通じて人に会ってみる。
よくわからないけどやってみる。
そんな中で見えてきたのは
これまでと全く違う稼ぎ方だ。
時間を対価に給料をもらう
サラリーマンとは明らかに違う。
遠くだと思ってた個人事業(自営業)が
思ったより身近にある。
リスクもあるが、可能性も広がっている。
会社では与えられた仕事がある。
でもこれは僕じゃなくてもいいのでは？
僕だけが生める価値があるのでは？
気づけば上司に半年後に辞めると
辞意を伝えていた。
辞めた後のプランなんてなかった。
誰に相談することもなく、
自分ですべて決断した。
親に知らせたのなんて退社する日の
一週間前だ。
大手を勢いでやめてしまった
あんぽんたんだが、なんだかんだで
今でもしっかり生きている。
サラリーマンを否定するわけでも、
フリーランスを肯定するわけでもない。
僕が言いたいのは
今の時代、選択肢がたくさん
広がっているということだ。
加えて今の日本の制度であれば
失敗したって簡単に死ぬことは
ないだろう。
思い切って失敗すればいい。
大失敗が怖いなら小さなアクションから
起こしていけばいいと思う。
今のご時世、無料で始めれる
副業だって山ほどある。
最初の一歩は怖いかもしれないが
そこさえ越えたらなんてことない。
すでに始まっている日本の、世界の
変化を乗り切るために
今からアクションを起こしていこう
